愛大生の本棚 | 小説・エッセイ

書好きになるきっかけのひとつに「好きな作家ができた」ということがあります。ある作品に書かれていることを通じてその作家を好きになり、その人が書いた別のものもぜひ読みたいという気持ちが起こり、次第にはまっていきます。
「読みたいと思うけれど、どんな本が面白いかわからない!」と思っている人たちのために選書された本です。大学で売れていて、読みやすい、面白い本を掲載していますので、ここから興味のひくものを選んで読んでみましょう。
ここで紹介された本は全て、組合員の方は生協価格(表示価格から割引)。
逍遥館1Fユニブショップ トリニテで購入できます。


本多孝好「Missing」 双葉文庫
1冊のなかに5つの話が入っている短編集です。一つひとつの話はそれほど長くはないので気軽に読めると思います。静かに、体温と同じぬくもりの感覚を感じられる、今までに出会ったことのない推理小説。切なさに胸が締め付けられる。女性に人気。

石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」 文春文庫
テレビ化されているので知っている人も多いと思います。
池袋西口公園(ウエストゲートパーク)には日々、生きることを渇望した若者が集まってくる。フリーターのマコトはウエストゲートパークで周囲が持ち込むトラブルを解決していく。

直木賞受賞作家

乙一「さみしさの周波数」 角川文庫
「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても瞑想するばかりの僕にとって、彼女を思うだけが灯火になった…。
短編の名手・乙一の傑作集です。

金城一紀「GO」 講談社文庫
窪塚主演で映画化されました。
僕はアッケなく恋に落ちた。彼女はムチャクチャ可愛い日本人だった。新時代の扉をケリとばす革命的「在日」ポップノベルの大傑作。サビついた神話は過去のもの。瑞々しいエッジで「いま」を切り開く新鋭によりベストセラー。

村上春樹「風の歌を聴け」 講談社文庫
5月、僕はオハイオ州の小さな街の小さな墓の傍らに仰向けになって眼を閉じ、何時間も九雲雀の唄を聞き続けた。この小説はそういった場所から始まった…。
大学生の間で常に人気No.1は、村上春樹です。

梨木香歩「西の魔女が死んだ」 新潮文庫
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変わるひと月あまりを、西の魔女のもとで過ごした。まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。
喜びも希望も、もちろん幸せも…。

宮部みゆき「夢にも思わない」 角川文庫
大好きな彼女は僕が守る。虫聞きの会に僕が行く気になったのは、一にも二にもクドウさんと偶然装って会うためだった。それなのに…。殺されたのはクドウさんの従姉だった。事件は思いがけない方向に進んでいき、クドウさんの無責任な噂が後をたたない。僕は親友の島崎と真相究明にのりだした。

江國香織「きらきらひかる」 新潮文庫
私たちは十日前に結婚した。しかし、笑子はアル中、睦月はホボで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した。筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上がる誠実、友情、恋愛とは。傷つき、傷つけられながらも、愛することを止められない全ての人々に贈る、純度100%の恋愛小説。

川上弘美「溺レる」 文春文庫

二人で何本も徳利を空にして、ゆらゆらと並んで歩く暗い夜の情景=「さやさや」ちょっとだめな男とアイヨクにオボレ、どこまでも逃げる旅=「溺レる」もっと深い仲になりたいのに、ぬらくらとすり抜ける男=「七面鳥が」恋愛の過ぎて行く一瞬を惜しむ、傑作短編集。


村山由佳「天使の卵」 集英社文庫

そのひとの横顔はあまりにも清で、凛としたたたずまいに満ちていた。19才の予備校生の僕は、8才年上の精神科医に一目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持ちはあったが、僕の心はもう誰にも留められない。みずみずしい感性で描かれた恋愛小説。

直木賞受賞作家



[ ページトップへ戻る ]


[ 個人情報保護の基本方針、個人情報の取扱ついて、定款 ]